星のうたと僕のふね 詩編 148章1節~4節(星のうたと僕のふね)(聖書の話24)

ハレルヤ。
天において 主を賛美せよ。
高い天で 主を賛美せよ。
御使いらよ、こぞって 主を賛美せよ。
主の万軍よ、こぞって 主を賛美せよ。
日よ、月よ 主を賛美せよ。
輝く星よ 主を賛美せよ。
天の天よ
天の上にある水よ 主を賛美せよ。

(詩編148章1~4)

イエス・キリストの誕生日として祝われるクリスマス。長くなり続ける夜の時間がイエス様の誕生と共にその時間を短くして行く。キリスト教が丁度、冬至の頃にイエス様の誕生を祝うのは、この宗教が、よく月や太陽や星を見て、空を見て、神を想ってきた証しだと思う。
旧約聖書にも新約聖書にも、空や星の記述は沢山ある。僕がその中でも好きなのは、イエス様が生まれた場所を占星術の学者たちに星が教えるという記述だ。随分乱暴でロマンチックな記述だと思う。
この世の救い主がお生まれになったことを夜空を見つめて気がつき、星に導かれてイエス様の元に辿り着くという物語だ。

進むべき道を教えてくれる星。未来を指し示し、希望を象徴する星。そして、確かにイエス様は時代を変え、世界を変えてきた。2000年もの間、繰り返し、幾たびも、幾人もの人たちが、イエス様という光に出会い、自分の進むべき道を見つけてきたのだ。

今回は旧約聖書の中から、空を見上げ神を賛美する聖句を選んだ。僕の歌の中にも星はよく登場する。今回は「星のうたと僕のふね」という曲の歌詞を紹介しようと思う。

「星のうたと僕のふね」

僕は一人 海を漂ってた 目的地も分からぬまま
闇の中に輝いた光は 歌になって僕に届いた

帆を張ろうゆっくりとゆっくりと
風を読み波を越えて行けるから
君の声を頼りに

寂しくっても 見失っても
顔を上げれば空が見てる

君の語る愛を信じて 海のおもてを滑りだせば
同じ夢を追いかける者たちが 一人また一人と集まった

それ以来ゆっくりとゆっくりと
風を受け流れにのってきたんだ
僕らは歌を頼りに

帆を張ろうゆっくりとゆっくりと
風を読み波を越えて行けるから
聴こえる歌を頼りに

寂しくっても 見失っても
顔を上げれば空が見える

寂しくっても 見失っても
顔を上げれば空が見てる