最高の1日「RADIOハラダイス」を終えて
全てがうまく行くときってあるんだなと思う1日。
今、僕ができる、僕がやるべきハラダイスだったと思う。
自分の曲たちも、サウンドロゴも、円城さんとのトークも、とてもとても満足なものになった。こんなに幸せでいいのかなと思うくらいに。
みなさん、本当にありがとうございました。
「やりたいからやるんだ」というわがままを実行する。しかも、たくさんの方に応援してもらってやる訳だから、絶対にいいものにしないと申し訳がたたない。そのプレッシャーも力を貸してくれて、一つ一つを丁寧に発信できたように思う。もちろん、届かないことはたくさんあるし、足りないものもある。全然好きじゃないと思った人もいるだろう。
でも、僕は、我ながら、すごく豊かな時間だったと思う。胸を張って発信してよかったと思う。
応援してくださったみなさんに心から感謝です。
そして、耳を傾けてくださった全ての人にありがとう。
2時間49分のラジオ放送と、配信だけのアンコール。3時間のユーチューブ動画です。時間のある時に、ラジオ気分で流して聴いて、時には映像でも楽しんでもらえるなら嬉しいです。
YouTubeページの概要欄に以下と同じプログラムがあります。
時間も書いてあるので、自由に途中からも聴けます。
[プログラム]
〈オープニング〉 5:04
〈ライブ1〉 19:03
ラジオ 19:50
ドライブ 24:06
夜を綾なす桜の花びら 30:04
もうそれはいらない 33:48
空とハイウェイ 41:23
Harmony 45:08
〈トーク1〉 51:47
「サウンド版ハンケイ500m」のラジオってSDGs」#1
〈ライブ2〉1:07:41
No rain no rainbow 1:07:41
寂しいです 1:11:58
〈トーク2〉 1:19:51
「サウンド版ハンケイ500m」のラジオってSDGs」#2
〈ライブ3〉 1:32:11
Montage sequence 1:37:57
〈トーク3〉 1:44:41
「原田博行のサウンド話」
〈ライブ4〉 2:05:49
Moonlight Club 2:10:59
流星 2:15:57
尻尾と前髪 2:24:46
トンネルの向こう側 2:31:50
はればれ 2:38:00
強く咲く花 2:44:25
〈エンディング〉 2:51:39
〈ライブ5〉 2:54:19
アイ・ラブ・ユーでユー・ラブ・ミーでアイ・ラブ・ミー 2:55:28
ラジオとして聞きたい方、ポッドキャストで聴けます!
〈1部〉(最初からトーク1まで)
http://kbs.webcdn.stream.ne.jp/www11/kbs/audio/hankei500m/radioharadais_20201025_01_j79caxdf.mp3
〈2部〉(ライブ2「No rain no rainbow」からトーク3まで)
http://kbs.webcdn.stream.ne.jp/www11/kbs/audio/hankei500m/radioharadais_20201025_02_y7hiv2ca.mp3
〈3部〉(ライブ4から最後まで)
http://kbs.webcdn.stream.ne.jp/www11/kbs/audio/hankei500m/radioharadais_20201025_03_a3jxwp5b.mp3
「RADIOハラダイス」に向けて
2010年の10⽉に円⼭公園⾳楽堂でスタートしたハラダイスライブ。
当時、僕は42歳。
僕の周りに広がる世界に声をかけて、愛を叫ぼうと決意した。
「⾳楽で⽣きていく」ってことは「⾳楽で売れること」だと思っていた僕は、
紅⽩、武道館、情熱⼤陸、徹⼦の部屋・・・そんな⽬標を掲げて
周囲に応援をお願いし、ハラダイスライブをスタートさせた。
「⾳楽を続けたい」だけでは応援してもらえない。
僕はそう思っていた。
僕が歌うことにどんな意味があるのだろう。
そんなことを⾃問⾃答していた。
「愛しあい、⼈⽣を謳歌することは素敵なことだ!」
⾳楽を通してそんなメッセージを、全⼒で伝える。
それが僕の歌う意味だと思った。
「愛している」と叫んだら、たくさんの「愛している」が返ってきて、
⾃分のことを愛していてもいいんだと嬉しくなった。
「原⽥博⾏はアイ・ラブ・ミーだ」と笑われながら、
迷惑を撒き散らし、ハラダイスライブは回数を重ねていった。
あれから10年が経った。
紅⽩、武道館、情熱⼤陸、徹⼦の部屋も、僕のもとへはやってこなかった。
僕は、愛を叫ぶことを続けながら、
相変わらずアイ・ラブ・ミーだと笑われている。
「この先の10年を、原⽥くんはどうするつもり?」
先⽇、⼤好きな先輩からそんな質問をされた。
僕は今、52歳。
紅⽩も武道館も情熱⼤陸も徹⼦の部屋も、諦めたわけではない。
僕が歌うことにどんな意味があるのだろう。
あの頃と同じように⾃問⾃答してみた。
⾃分は何を歌い、どうありたいのか。
「希望を歌っていきたいんだ」
今の僕は、真っ先にそう思った。
それぞれの⼈⽣の中にある希望。
それは⽣きる意味だ。
僕の歌が、誰かの今⽇に、誰かの明⽇に、希望を少しでも与えられるのなら、
僕は⼀⽣懸命これからも歌いたい。
そして、それを皆さんに応援してほしいと⼼底思う。
迷惑を顧みずに、堂々とお願いしていきたい。
紅⽩も武道館も情熱⼤陸も徹⼦の部屋も、僕のもとにやってこないかもしれない。
それでもハラダイスを続けようと思う。
コロナは、僕の歩みを少し⽌めて、考える時間を僕に与えた。
いま、この状況の中で、多くの⼈に歌を伝えるために、僕ができるいちばんの⽅法。
それが「RADIOハラダイス」だった。
ラジオ局のスタジオでのライブシーンを動画配信し、
ラジオの特別番組というスタイルで実現しようと思う。
今までハラダイスを応援してくださった皆さん、どうか、今年もハラダイスを応援してください!そして、新しくハラダイスを応援してくださる皆さんとも、どんどん出会いたい!そう願っています。ハラダイスを、そして、原⽥博⾏をどうぞよろしくお願いします。
原⽥博⾏
原田博行×ハンケイ500m
RADIOハラダイス